解説・まとめ

全18種|ムアツふとんの違いと、あなたにピッタリなムアツふとんの選び方

1971年に販売を開始されて50年以上経過している「ムアツふとん」は、これまでイロイロな改良が加えられて、製品の種類も豊富になりました。

代表的な敷布団の他にも、ベッド用のマットレスパッド、クッション・座椅子、枕もあります。

敷布団の「ムアツふとん」だけでも、3モデル18種類もありますので、

  • どういった違いがあるの?
  • google検索しても「ムアツふとん」のページがいくつもあって、良くわからない
  • 結局、私にピッタリな「ムアツふとん」はどれ?

といった疑問を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、

について、まとめてみました。

人それぞれ好みやライフスタイル、予算が異なると思いますが、唯一、小さな子供がいるご家庭には私の考える最適解があるので、最初にこれだけご紹介します。

それが「ムアツプラス マットレス 2フォーム ソフト(定価46,200円)」です。

「ムアツふとん」の中では、機能が最小限で安価な部類なのですが、たたみ方が“のべ”ですし、ウレタン自体が衛生的ですし、どのご家庭にもおすすめしたいです

ただでさえ高級な寝具「ムアツふとん」。
中でも価格が高いものであれば、イロイロな機能があります。

高価なものであれば自分にピッタリか、と言うとそうではなく、ライフスタイルや好みによっては「こんなはずじゃなかった」とか「なんかイマイチ」なんて感じてしまうこともあると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

「ムアツふとん」の種類は、大きく分けて3モデル

「ムアツふとん」は、①ベーシックモデル、②アドバンスモデル、③プレミアムモデル、の3モデルに大別されていて、この3モデルは、特徴が大きく違います。

ヨスミ

更に、この3モデルの中でも、硬さ、弾性、通気性といった機能の有無によって、全部で18種類となります。

ベーシックモデルの特徴
  • ウレタンの層が1層から2層になるなど、改善が続く従来のベーシックな「ムアツふとん」
  • 表面の独特な凹凸が、身体全体を支えてくれて首や腰の負担を軽減
  • 高反発ウレタン&独特な凹凸により、寝返りがスムーズで蒸れにくい
アドバンスモデルの特徴
  • コンセプトは、“眠りによるカラダとココロの癒し”
  • さらなる快適な寝心地を追求して、ウレタンの層が3層に進化ウレタンの中にも独特な凹凸が導入された
  • より寝返りをサポートしてくれる“高弾性”モデルも登場
  • 従来よりも、きめ細かく身体全体を支えてくれて、通気性も向上
プレムアムモデルの特徴
  • コンセプトは、医“寝”同源
  • ベーシックモデル、アドバンスモデルの各製品の衛生性が向上
  • ウレタン自体に抗菌性能があり、寝具業界で初めて抗菌製品技術協議会「SIAA」の認証を取得

3モデルは、折り方・硬さ・弾性・通気性によって細分化され、全部で18種類

「ムアツふとん」の3モデルのなかに、折り方、硬さ、弾力性、通気性、衛生性能の違うものがあります。

この性能によって価格が変わるのですが、このような疑問をお持ちではないですか?

  • 「ムアツふとん」は高反発マットレスなのだから、硬いのでは?
  • 硬さと弾性って違うの?
  • 衛生性能に違いがあるの?

折り方は、分かりやすいと思いますが、硬さと弾性の違いや、衛生性能の違いなどは、なんとなくのイメージはできても、具体的な意味までは分かりにくいと思います。

そこで、まずは「ムアツふとん」の機能について説明します。

たたみ方

「ムアツふとん」には、折れ目のない“のべ”式のものと、折れ目のある“折り”式ののもがあります。

折れ目のない“のべ”式は丸めて三つ折り状にするもので、“折り”式は折り込んでたたむものです。

“のべ”式と“折り”式は、厚みも異なっていて、“のべ”式は8cm、“折り”式は9cmと10cm。

この厚みのせいか、“折り”式は、“のべ”式よりも20,000円〜100,000円程度、高額です。

ヨスミ

“五つ折り”だけ例外で、厚みが8cm。価格も“のべ”式並みに安価

“のべ”式の特徴
  • 一枚の板のような形状。
  • 畳むときは、丸めて三つ折り状にする。
  • 「ムアツふとん」にコシがるので、丸めにくい。
  • 折り目がないので、耐久性に安心感がある。
“三つ折り”式の特徴
  • 3つのウレタンを側地で繋げている。
  • 畳むときは、繋ぎめで折って三つ折りにする。
  • 折り目があるので、折りやすい。
  • 折り目が側地(中身のウレタンを包んでいる外側の布)だけで繋がっているので、耐久性が心配
“五つ折り”式の特徴
  • 5つのウレタンを側地で繋げている。
  • 特徴は“三つ折り”と同じだけど、“三つ折り”よりも省スペース

折り方・畳み方の違いは、見た目や使用感に違いがあり、ライフスタイルによってメリット・デメリットがあります。

“のべ”式のメリット・デメリット
  • 畳んだ見た目がす巻状。丸みがあるので、部屋の隅にピッタリ収まらない。
  • コシがあるので丸まりにくく畳みにくいが、敷きやすい。
  • 丸みとコシのおかげで、クッショントランポリンのように子供が飛び跳ねられる。
  • 子供に倒されたり、体育のマット代わりにされたり、飛び跳ねられても、耐久性に抜群の安心感がある
“折り”式のメリット・デメリット
  • 畳んだ見た目がキューブ状。丸みがないので、部屋の隅にピッタリ収まる。
  • 折り目があるので折れやすく簡単に畳めるが、敷きにくい。
  • 折り方を工夫すれば、クッションソファーのように使える。
  • 折り目・切れ目が側地だけで繋がっているので、子供に遊ばれると耐久性が心配
ヨスミ

「ムアツふとん」で遊ぶとヘタリやすくなります。
おすすめできない使い方ですが、
子供には遊ばれてしまいますし、我が家の「ムアツふとん」は、8年以上も使えています。

ヨスミの奥様

子供がいるご家庭は、“のべ”式がおすすめですよー。

“折り”式で寝たとき、折り目・切れ目が気になる?

昭和西川のショールームで実際に寝てみたところ、後から「“折り”式だったの??」と思ったほど、全く気になりませんでした。
長年使った場合の使用感はわかりませんが、華奢〜標準な体型の方であれば、気になるようなことはないと思います。

ウレタン層の数と厚み、通気性の違い

ウレタンの層が2層で厚さ8cm又は9cm、ウレタンの層が3層で厚さ9cm又は10cm、のものがあります。

ウレタンの層が多いほど寝心地が良いですし、厚い方がヘタりにくいですが、高価になります。

また、一番ベーシックな2層8cmのものを、そのまま分厚くしてしまうと蒸れやすくなりますので、通気性が上がるように素材や構造が工夫されています。

無膜ウレタン

ウレタンは、イロイロな材料と発泡剤を混ぜて、膨張させて作られるのですが、膨張の際に膜ができます。
この膜を取り除いたものが「無膜ウレタン」で、通気性が向上しています。

出典:昭和西川
ダブル凹凸構造

「ムアツふとん」は、ウレタンが2層又は3層になっていて、表面には独特の凹凸があります。この凹凸をウレタンの中にも取り入れたもの。
ウレタンの中の空気の流れも向上。

ムアツふとんの構造
出典:昭和西川

“硬さ”、“高反発・低反発”、“高弾性”の違い

硬さや反発具合は、寝心地に直結する大きな違いがあり、3つのモデルごとに、硬さや高弾性の有無を選べます。

一部製品を除けば、硬さによる価格差はありませんが、高弾性のものを選ぶと価格が上がります。

どのくらい価格が上がるかと言うと、高弾性の層が1層の場合はプラス20,000円、2層の場合の場合はプラス70,000円が目安です。

では次に、硬さや反発具合による寝心地の違いについてなのですが•••

その前に。

前提知識として、意外と誤解しやすい言葉の違いからご説明します。

”硬さ”、”高反発”、”高弾性”。

いずれもの言葉も、意味はお分かりになると思いますが、 “柔らかい=低反発”とか、反対に“硬い=高反発”と思いませんか?

厳密には違います。

では、どう違うかと言うと、硬さや反発の性能とか、製品への表示の仕方は、JIS(日本工業規格)や国により定められているのです。

硬さ
  • 単位は、N(ニュートン)
  • N(ニュートン)は、製品から試験片を切り出して、75%の厚さになるまで押し込む。一旦押し込みを止めて、再び25%の厚さまで押し込んだ時の力【JIS K6400-2】
  • 製品へ表示することと、表示の方法を国が定めている。【雑貨工業品品質表示規程】
  • 110N以上を“かため”、75N~10Nを“ふつう”、75N未満を“やわらかめ”と表示される。【雑貨工業品品質表示規程】
反発弾性
  • 単位は、%(パーセント)
  • 反発弾性は、製品から試験片を切り出し、試験片の上面に鋼球を落下させ、跳ね返った最高の高さの割合(パーセント)【JIS K6400-3】
  • 製品への表示方法を国が定めていないので、メーカーによって記載がバラバラ。
  • JISでは、 “低反発”は反発弾性率が15%以下、 “高弾性”は50%以上、 “一般”は15~50%と定義されている。【JISK6401】

流石に分かりにくいと思いますのでまとめると、次のとおりです。

硬さ:密着状態から押し込んだ時の潰れ具合のこと。

反発:モノを落とした時の弾み具合のこと。

ヨスミ

つまり、触った感触が柔らかい低反発マットレスでも、“N(ニュートン)”の数字が大きければ、 “かため”と表記されるということ

言葉の違いは分かったとしても、ユーザーである私たちにとって大事なのは、使い心地。

ザックリとした感覚で何が違うかと言うと。

硬いと、どんな感じ?
  • 寝る人が重くても潰れない。
  • 適度な硬さは、寝た時の底付き感がなく、寝姿勢が理想的な形になる。
  • “硬い”ものは、体格の良い人(重い人)向け。
高反発・高弾性だと、どうなる?
  • 寝返りをサポートしてくれるので、睡眠中の負担が軽減される。
  • 低反発だと “触り心地が”柔らかく感じ、反対に高反発だと硬く感じる。
ヨスミ

“底付き感”とは、布団やマットレス越しに床の硬さを感じること。
薄い布団だったり安いマットレスだと、体重で簡単に潰れるので床の硬さを感じます。

以上を踏まえて、「ムアツふとん」の話に戻ります。

先ずは、硬さについて。

「ムアツふとん」のN(ニュートン)は、実際の使用感が”柔らかめ”とされている製品で160N。もっとも硬いもので310Nです。

先ほどの『雑貨工業品品質表示規程』の表記に従うと、全て”かため”と表記しなければならず、これだと18種類もある「ムアツふとん」から自分にピッタリの硬さを選べませんし、華奢な人は、「ムアツふとん」に向いていないことになります。

しかし実際には、そんなことはありません。

「ムアツふとん」の表面は独特な凹凸をしていて、この凹凸の凸の部分が、体のラインに沿って適度に潰れてくれるので、表記されている”かため”のイメージとは違って、寝心地は柔らかいです。

寝姿勢が崩れることもありません。

ヨスミ

実際、私も妻も体格は華奢な方ですが、N(ニュートン)が160Nのものを使用しており、寝姿勢にまつわるトラブルもありません。

っということで、「ムアツふとん」では、 “★”の数で硬さを表現しています。

“★★=やわらかめ”、“★★★=ふつう”、“★★★★★=かため”、といった具合です。

次に、弾性について。

「ムアツふとん」は、高反発マットレスに分類されていますので、そのままでも十分に弾みやすく、自然な寝返りが可能です。

その中でも、更に弾性が高いものが“高弾性”とされています。
アドバンスモデルと、プレミアムモデルの上位製品のみで、ベーシックモデルにはありません。

ヨスミの奥様

我が家では、ベーシックモデルの上で、子供たちが飛び跳ねてます。
室内トランポリン代わりにされてるので、“高弾性”でなくても、十分に弾みますよー。

因みに、高弾性ではない「ムアツふとん」と、高弾性の「ムアツふとん」がどのくらい弾むのかテストした動画を、昭和西川が公開しています。

衛生性能

「ムアツふとん」の3つのモデルのうち、衛生性能をウリにしているのはプレミアムモデルで、同じ構造・硬さ・弾性のものでも、2,000円ぐらい高額になっています。

「ムアツふとん」の中身のウレタンは家庭での水洗い不可なのですが、側地は、取り外して丸ごと洗濯機での洗濯が可能です。

ヨスミ

側地(がわじ)とは、中身のウレタンを包んでいる外側の布のこと。

また、洗濯可能な側地そのものにも、抗菌防臭ポリジン加工がされていたり、吸水速乾加工がされていたりします。

さらにプレミアムモデルは、抗菌ウレタンフォームを使用した寝具として寝具業界で初のSIAA認証を取得ウレタン自体にも「Ag+抗菌加工」が施されています。

一般社団法人 抗菌製品技術協議会「SIAA」とは、海外128社、国内1,133社が加盟している団体(2022年12月現在)。
適正で安心できる抗菌加工製品の普及が目的で、国や消費者団体からの意見や助言を受けて運営されています。

全18種類の「ムアツふとん」の比較と選び方

ムアツふとん全18種類を比較し易いように、同じような機能でまとめて、価格順に並べてみました。

おすすめしたい人についてもコメントしていますので、検討の参考としてください。

たたみ方「のべ」

50年以上も売れ続けている昔ながらのタイプ。

“のべ”式は、ベーシックモデルとプレミアムモデルの2つだけで、全て2層8cmということもあり、最も安価。

小さなお子さんがいるご家庭や、安い「ムアツふとん」をお探しの方におすすめです。

ヨスミの奥様

我が家には小さい子が二人いますので、“のべ”を2枚持っていますよー。

価格
(税込)
モデル 製品名 衛生性能 硬さ たたみ方 ウレタンの層数
厚さ
通気性能 弾性
44,000円 ベーシック ムアツ
2フォーム90
側地のポリジン加工
側地は丸洗い可
★★ のべ 2層8cm 下層が
無膜ウレタン

(ノーマル)
46,200円 プレミアム ムアツプラス
マットレス
2フォーム
ソフト
ウレタンのSIAA認証
側地の抗菌防臭加工
側地は丸洗い可
★★ のべ 2層8cm 下層が
無膜ウレタン

(ノーマル)

【弾性が普通】ウレタン2層・厚み9cm

昔ながらの「ムアツふとん」が分厚くなり、たたみ方が“三つ折り”になったもの。
分厚くなったおかげで耐久性が向上しています。

個人的な使用感で言うと、寝心地は厚さ8cmとさほど変わりありませんが、「ムアツふとん」の上を歩いたり座ったりすると、底付き感が違います。

厚さ9cmのものの方が、底付き感がありません。

厚みが増したことで、価格も上がっています。
個人的には、こちらの購入を検討するのであれば、もう少し予算を出してウレタンが3層のものをおすすめします。

ヨスミ

“底付き感”とは、布団やマットレス越しに床の硬さを感じること。

ヨスミの奥様

購入したのは7年ぐらい前なので、既に廃版になったようですが、我が家には“のべ”式の厚さ9cmのものがありますよー。

価格
(税込)
モデル 製品名 硬さ 衛生性能 たたみ方 ウレタンの層数
厚さ
通気性能 弾性
63,800円 ベーシック ムアツ
2フォーム 100
★★ 側地のポリジン加工
側地は丸洗い可
三つ折 2層9cm 下層が
無膜ウレタン

(ノーマル)
71,500円 プレミアム ムアツプラス
マットレス
2フォーム
ハード
★★★★ ウレタンのSIAA認証
側地の抗菌防臭加工
側地は丸洗い可
三つ折 2層9cm 下層が
無膜ウレタン

(ノーマル)

【弾性が普通】ウレタン3層・厚み9cm

ウレタンの層が3層になり、表面の独特な凹凸がウレタンの中にも採用。
きめ細かく身体を支えてくれるうえ、通気性が向上しています。

ウレタンが2層でダブル凹凸構造の「ムアツ 2フォーム 110」よりも安いので、「ムアツ 2フォーム 110」を購入するのであれば、ウレタンが3層のこちらをおすすめします。

これより上位の製品だと、高弾性ウレタンが採用されていて、スムーズな寝返りをサポートしてくれる機能が付きますが、代わりに、値段もぐっと上がります。

寝返りが少ない方や、寝心地がよければ満足な方におすすめです。

価格
(税込)
モデル 製品名 衛生性能 硬さ たたみ方 ウレタンの層数
厚さ
通気性能 弾性
71,500円 アドバンス ムアツ
スリープ スパ
BASIC
スタンダードSp-2
側地のポリジン加工
側地は丸洗い可
★★ 三つ折 3層9cm 中層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造

(ノーマル)
82,500円 プレミアム ムアツプラス
マットレス
3フォーム
コンフォート ソフト
ウレタンのSIAA認証
側地は抗菌防臭加工
側地は丸洗い可
★★ 三つ折 3層9cm 中層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造

(ノーマル)
71,500円 アドバンス ムアツ
スリープ スパ
BASIC
ハードSp-2
側地のポリジン加工
側地は丸洗い可
★★★★ 三つ折 3層9cm 中層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造

(ノーマル)
82,500円 プレミアム ムアツプラス
マットレス
3フォーム
コンフォート ハード
ウレタンのSIAA認証
側地は抗菌防臭加工
側地は丸洗い可
★★★★ 三つ折 3層9cm 中層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造

(ノーマル)
104,500円 プレミアム ムアツプラス
マットレス
3フォーム
スーパー コンフォート ハード
ウレタンのSIAA認証
側地は抗菌防臭加工
側地は丸洗い可
★★★★★ 三つ折 3層9cm 中層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造

(ノーマル)

【上層が高弾性】ウレタン3層・厚み9cm

ウレタンの層が3層になり、さらに表面の上層が高弾性になったもの。
きめ細かく身体を支えてくれて、通気性もよく、スムーズな寝返りもサポートしてくれます。

寝返りが多い方や女性におすすめです。

価格
(税込)
モデル 製品名 衛生性能 硬さ たたみ方 ウレタンの層数
厚さ
通気性能 弾性
93,500円 アドバンス ムアツ
スリープ スパ
PLATINUM
ハイバウンド Sp-2
側地のポリジン加工
側地は丸洗い可
★★ 三つ折 3層9cm 中層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造
上層が高弾性
93,500円 アドバンス ムアツ
スリープ スパ
PLATINUM
ハード Sp-2
側地のポリジン加工
側地は丸洗い可
★★★★★ 三つ折 3層9cm 中層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造
上層が高弾性
104,500円 プレミアム ムアツプラス
マットレス
3フォーム
スーパー コンフォート ソフト
ウレタンのSIAA認証
側地は抗菌防臭加工
側地は丸洗い可
★★★
(硬さ普通)
三つ折 3層9cm 中層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造
上層が高弾性

【上・中層が高弾性】ウレタン3層・厚み10cm

実質の最上位モデル。
高弾性のウレタンが、上・中層に採用。厚みも10cmに増しています。

非常に高額なので、初めて「ムアツふとん」を購入される方には、おすすめしにくいです。

また、「大学生→社会人」や「一人暮らし→二人暮らし」などのライフスタイルが変わりそうな時期の方も、寝具の買い替えを迫られる可能性がありますので、おすすめできません。

反対に、「ムアツふとん」を気に入っていて、予算に余裕のある方にはおすすめです。

ヨスミ

アドバンスモデルとプレミアムモデルが同額なので、購入されるのであれば、ウレタンまで衛生的なプレミアムモデルをおすすめします。

価格
(税込)
モデル 製品名 衛生性能 硬さ 弾性 たたみ方 ウレタンの層数
厚さ
通気性能
143,000円 アドバンス Sleep Spa X 側地のポリジン加工
側地は丸洗い可
★★ 上・中層が高弾性 三つ折 3層10cm 上・中・下層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造
143,000円 プレミアム ムアツプラス
マットレス
3フォーム
スペシャル コンフォート
ウレタンのSIAA認証
側地は抗菌防臭加工
側地は丸洗い可
★★ 上・中層が高弾性 三つ折 3層10cm 上・中・下層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造
176,000円 プレミアム ムアツプラス
マットレス
3フォーム
スペシャル スーパー コンフォート
ウレタンのSIAA認証
側地は抗菌防臭加工
側地は丸洗い可
★★★
(硬さ普通)
上・中層が高弾性 三つ折 3層10cm 上・中・下層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造

一番硬いもの

「ムアツふとん」で最も硬い”★★★★★”とされているのが、こちらの2つ。

とにかく硬い寝心地が好みの方、体格がよい方(体重がある)におすすめです。

価格
(税込)
モデル 製品名 衛生性能 弾性 硬さ たたみ方 ウレタンの層数
厚さ
通気性能
93,500円 アドバンス 【再掲】
ムアツ
スリープ スパ
PLATINUM ハード Sp-2
側地のポリジン加工
側地は丸洗い可
上層が高弾性 ★★★★★ 三つ折 3層9cm 中層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造
104,500円 プレミアム 【再掲】
ムアツプラス
マットレス
3フォーム
スーパー コンフォート ハード
ウレタンのSIAA認証
側地は抗菌防臭加工
側地は丸洗い可

(ノーマル)
★★★★★ 三つ折 3層9cm 中層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造

特殊なもの(五つ折り)

数ある「ムアツふとん」の中で、唯一のたたみ方が“五つ折り”のもの。

ウレタンの厚さが8cmなので、“折り”式なのに安価なのと、省スペースがポイント。

価格
(税込)
モデル 製品名 たたみ方 ウレタンの層数
厚さ
硬さ 衛生性能 通気性能 弾性
46,200円 ベーシック 5つ折り
ムアツふとん
MU0150
五つ折り 2層8cm ★★ 側地のポリジン加工
側地は丸洗い可
下層が
無膜ウレタン

(ノーマル)

特殊なもの(2層だけどダブル凹凸構造)

ベーシックモデルで唯一、ダブル凹凸構造を持っている「ムアツふとん」。

ウレタンの厚さは9cmで、低価格帯のアドバンスモデルよりも高価なベーシックモデル

ダブル凹凸をご希望であれば、ウレタンが3層のアドバンスモデルをおすすめします。
例えば、こちらよりも安価な「ムアツ スリープ スパ BASIC」などです。

>>ほぼ同じ仕様の「ムアツ スリープ スパ BASIC」の一覧はこちら。

価格
(税込)
モデル 製品名 通気性能 硬さ ウレタンの層数
厚さ
たたみ方 衛生性能 弾性
82,500円 ベーシック ムアツ
2フォーム 110
下層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造
★★★★ 2層9cm 三つ折 側地のポリジン加工
側地は丸洗い可

(ノーマル)

特殊なもの(最も高価な「ムアツふとん」)

最も価格の高い「ムアツふとん」で、価格は税込で198,000円です。

ウレタンが3層なのですが、全18種類で唯一、上・中・下層の全てが高弾性ウレタン。
同じ仕様のプレミアムモデルもありません。

価格が飛び抜けて高いのと、機能的には「Sleep Spa X」と同じなので、個人的には、衛生性能が第三者機関「SIAA」に認められた「ムアツプラス マットレス 3フォーム スペシャル」で良いのではないかと思います。

>>「ムアツプラス マットレス 3フォーム スペシャル」はこちら。

価格
(税込)
モデル 製品名 弾性 ウレタンの層数
厚さ
通気性能 硬さ たたみ方 衛生性能
198,000円 アドバンス Sleep Spa XX 上・中・下層が高弾性 3層10cm 全層が無膜ウレタン
ダブル凹凸構造
★★ 三つ折 側地のポリジン加工
側地は丸洗い可

まとめ

「ムアツふとん」は全18種類もあって、何がどう違うのか分かりにくかったので、違いをまとめてみました。

改めますと、「ムアツふとん」は、製品コンセプトで大別すると3つです。

ベーシックモデル従来の「ムアツふとん」。
一番安いな製品があるモデル。
アドバンスモデルウレタンが3層になり、寝心地と通気性が向上。
高価格帯には、寝返りをサポートしてくれる高弾性なものもある。
プレミアムモデルベーシックモデルやアドバンスモデルに、衛生性能が加わったもの。
寝具業界で初めて、SIAA認証を取得。

さらに、硬さ、弾性、通気性能の違いによって細分化されていて全18種類。価格もイロイロですから、好みの寝心地や予算とで、選べます。

敷布団としては、とても高価な「ムアツふとん」。
買ってから後悔することのないように、ご自身にピッタリの「ムアツふとん」が見つかれば幸いです。

ヨスミの奥様

我が家の場合、購入当時にプレミアムモデルがなかったのと、子供がいたので、ベーシックモデル1択。4人家族なので、ベーシックモデル3枚で寝ています。

ヨスミ

プレミアムモデルがあれば、プラス2,000円で「ムアツプラス マットレス 2フォーム ソフト」を選んでいたと思います。